DARE Unlimited、DARE コンバーターでは、ラスタ PDF を CAD 図面へ変換することが可能です。
この記事では、ラスタ PDF 変換の仕様についてご案内しています。
変換できる PDF の種類
PDF では、数値(パス)で情報が保持されているベクタ PDF と、画像で情報が保持されているラスタ PDF が存在します。 ベクタ PDF は、PDF 変換に対応している全てのサービスで変換することが可能ですが、ラスタ PDF は下記のサービスでのみ対応しております。
DARE Unlimited ・・・ ラスタとベクタを正しく選択することで PDF の種類に合わせた適切な変換を行えます。
DARE コンバーター・・・ どちらの PDF も変換可能ですが、どちらの PDF も「ラスタ」として変換されます。
PDF の見分け方については、次のヘルプをご参照ください。
【参考記事】
■PDF 変換の仕様
ラスタ変換に適した図面
ラスタ PDF 変換では、基本的に白黒図面を対象にしております。
カラー図面を変換すると一度白黒へ変換後に図面変換が行われるため、色によっては線が切れたり消えたりする可能性がございます。
また、バックが黒でべた塗りされている図面や黒で塗りつぶされた図形がある場合、変換時間が長くなり、かつ変換結果が芳しくない可能性がございます。
そのため、ラスタ変換では、白黒図面(バックは白、線は黒)でリクエストすることが望ましいです。
ファイルサイズ
PDF 変換は多くのメモリを消費することから、ファイルサイズに関わらず「変換時間:長い」の表記がされます。
実際の変換時間は、マシンスペックにより変わります。ご了承ください。
変換精度
ブラウザ版の PDF 変換は変換精度を自身で選択できますが、DARE コンバーターでは自動的に最適なサイズが決定されます。 自身で選択したい場合はブラウザ版の PDF 変換をお試しください。
ラスター PDF 変換は、画像の情報を機械的にトレースして図面化しています。
そのため、文字情報や寸法値などのオブジェクトは全て線オブジェクトに変換される仕様です。
コメント
0件のコメント
記事コメントは受け付けていません。