AutoCAD や IJCAD では Excel の表を図面に貼り付けて利用できます。
Excel の表を貼り付けると、線と文字で構成された表や OLE などのオブジェクトへ変換されますが、多くの場合は Ctrl+V のデフォルトである OLE オブジェクトで貼り付けがされます。
DARE で DWG/DXF から JWW 形式へ図面変換を行うとき、DWG/DXF にラスター(OLE)が含まれていると、該当部分が消えた状態で変換されます。
この記事では、図面変換しても Excel の表が消えないように、ベクター形式で貼り付ける方法についてご紹介します。
※ OLE オブジェクトとは、図面へ挿入した後も Excel で編集ができる状態の表オブジェクトです。
※ ベクターで表を貼り付けると、CAD の線と文字オブジェクトとなるため Excel で編集することはできませんが表オブジェクトとして CAD 上で編集が可能です。
Excel の表をベクター形式で貼り付ける方法
※ IJCAD での操作方法をご紹介しますが、AutoCAD でもほとんど同様の手順で貼り付けが可能です。
- Excel を開き、表をコピーします。
- IJCAD で図面を開き、リボンタブ「ホーム」 > パネル「クリップボード」 内にある、「貼り付け」コマンドの下矢印をクリックします。
- 「形式を選択して貼り付け」をクリックします。
- 貼り付ける形式から「 IJCAD エンティティ」を選択して「OK」で確定します。
- 挿入点をクリックし、表を貼り付けます。
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